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環境・情報科学科入学を目指す皆さんへ

社会で必要とされる人材

 近年のIT革命、物理工学、生命科学などの先端科学技術の進展に伴い、社会が高度情報化、グローバル化してきました。そして、人々の生活に影響を与える種々の「環境問題」や「生命現象」に係る課題を解決するには、自然科学の基礎である物理学、化学、生物学、数学の知識はもちろん、それぞれの学問領域にまたがる知識が必要となりつつあります。また、急速な技術革新に的確に対応し、イノベーションを先導する人材として、情報科学、物理工学、材料科学、生命科学、応用数学における先端科学技術についての学際的な知識を持つ「視野の広い理工系スペシャリスト」が必要とされています。

人々の生活を向上させるサイエンス

 人々の暮らしを取り巻く環境を科学し、安全で快適な暮らしを実現するには、生活科学の知識が必要となります。環境・情報科学科では、自然科学、情報科学を基盤とし、さらに本学科が環境情報学科として開設された当初からの生活科学の科目、および環境デザイン学科、食保健学科が開講する科目で習得される実学的な知識などとの融合により、生活環境の諸課題を理解し解決し、人々の生活の向上にサイエンスを生かせる人材の育成を目指します。

「視野の広い理工系スペシャリスト」を育てる独創的なカリキュラム

 物理学、化学、生物学、数学、情報工学の専門的知識と、さらにそれぞれの学問領域にまたがる学際的知識を持った「視野の広い理工系スペシャリスト」を育てるために、本学科では、物理、化学、生物、情報、数学の5つの主専攻を設けています。2回生前期になると、このうち1つを選択します。また、選択した主専攻の科目以外は副専攻の科目を自由に選択でき、修得した科目に応じて主専攻だけでなく副専攻も修了したことを認定します。この主・副専攻制により「視野の広い理工系スペシャリスト」の養成を目指します。また、教育課程の中で、①自然科学の基礎・普遍性と面白さを1人1人に体得させる、②情報科学の基礎と面白さを1人1人に体得させる、③プレゼンテーション能力を高めるトレーニングを行う、④英語力を高めるトレーニングを行う、ことに特に重点をおいて教育を行っています。

どんな人になれるのか?

卒業生は

  • 環境問題に強いシステムエンジニア
  • 情報に関する知識を持ち、かつ環境問題などに数理的アプローチのできるエンジニア
  • 環境問題および情報技術にも知識を持つ生命科学技術者
  • 生活材料化学に関する高度な知識や技術と基本的な情報技術を習得した技術者
  • 情報技術に強い、生活環境および自然環境の計測エンジニア

として社会に巣立って行きます。

国際社会に向けて

 今日、科学者・技術者として世界の第一線で活躍するには、コミュニケーションの手段としての英語が不可欠です。本学科では、ビジネス英語、専門英語などの講義を設け、個人個人の英語による表現、コミュニケ-ションにおける実力に応じたトレーニングを行うことによって、国際的に通用する能力の養成を図っています。ビジネス英語では実践的な英語コミュニケ-ション力を身につけることを目的としています。専門英語では理工系の専門的な英語の基本を身につけ、国際的な理系スペシャリストとして活躍する力を育てます。

アットホームな空間で才能と個性を錬磨しよう!

 教員1人あたりの1学年の学生数がわずか2、3人という日本では稀に見る少人数高密度教育が自慢です。また、学業はもちろん学生生活から将来の相談など、入学した日から大学院を卒業するまで、担任教員が継続してサポートします。教員と学生たちの距離がとても近いアットホームな雰囲気の中で、学生たちは大きく成長していきます。

どのような人に向いているのか?

「理科や数学が特に得意な人」はもちろんのこと
「理科や数学は得意ではないけれど、好き!という人」
「1つの分野だけでなく、いろいろな分野についての勉強がしてみたいという欲張りな人」
「いろいろなことに挑戦したい、バイタリティーのある人」

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