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情報環境学主専攻(2020年度から、「知能情報学主専攻」)の研究室の研究紹介

田伏 正佳(知能情報システム学)

田伏先生イラスト

 現在のコンピュータはプログラムに従い高速かつ正確に情報を処理します。しかし、人間が得意とするパターン認識や学習は不得意です。そこで、生物の環境への適応能力や自律学習する能力をもとにして、人間のように柔軟に適応し、自ら学習するコンピュータの実現を目指し、人間型ロボットの見まね学習や自己組織化マップによる物体の認識、進化型ロボット、競合協調型ニューラルネットワーク、自律学習のためのアルゴリズムの研究などを行っています。

浅田 太郎(ヒューマンインタフェース)

 情報科学分野では、人間とコンピュータの「協調動作」を実現する新しい仕組が必要です。このため、心を理解し、意志決定を助けてくれるコンピュータの実現を目指して研究しています。この研究で、赤外線画像情報処理などを駆使して5つの感情を90%以上認識できる手法を開発し、意志決定支援に用いる不確定環境型遺伝的アルゴリズムを開発しました。最近では、ネットパトロールシステム、表情、音声、動作、顔温度の(遠隔)分析システム、認知症・高齢者の見守りシステムのデータマインニング、認知症・高齢者の音楽療法のための(遠隔)楽曲推薦システム、感情音声合成、情報セキュリティの最適化、文書における情動語解析、地球温暖化防止のための数理計画も研究しています。

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