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2021.01.09 高分子材料設計学研究室の細矢憲教授の「府大ACTR触地図プロジェクト」が京都環境賞優秀賞に決定

京都市では、環境と調和した持続可能な社会の実現に向け、環境保全に貢献する活動を顕彰しておられます。この度、高分子材料設計学研究室の細矢憲教授の「府大ACTR触地図プロジェクト」が京都環境賞優秀賞に決定されました。なお、応募180 件の中から,最優秀賞1件,優秀賞3件,入賞14件 が選ばれております。

<府大ACTR触地図プロジェクト>

■コンセプト:触らないと伝わらない「環境情報」の伝え方改革

コロナ禍で接触を避けることが日常となる中,「触れる」ことが重要な情報源となっている視覚障害者等が大きな影響を受けているため、京都市産業技術研究所及び大平印刷株式会社(伏見区)の協力の下、ユニバーサルデザイン、抗菌インクによる点字印刷、音声データ等を組み合わせて効率よく環境情報を伝える「触地図」を二条城と府立植物園について作成した。

(植物園触地図の概要)

・厚手の紙に地図情報を凹凸で表示。温室、花壇、森、道、川、噴水などを立体印刷で隆起させた図や点字などを配置。全体図は弱視者にも利用していただけるようエリア別に着色。

・ドット印刷による音声情報をタッチペン(音声ペン)で読み取ることで、点字を認識できない方にも、各エリアの案内や特徴的な植物の情報、園内で聞こえる野鳥の鳴き声などに触れていただける。

 
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